お知らせ
『麦は踏まれて強くなる』
夏麦を横目に出勤しています。
先日も湖北高月町の広大な田圃の麦が風に畝っているのをみながら初夏を感じていました。
近所の農家で「麦ふみ」をしている様子を幼少期よく見ていました。
麦は少し背丈が伸びたら数回足踏みした方が強くなるそうです。
踏まれて冬場、雪や霜にさらされた麦は茎が太くなり穂は大きくなるそうです。
人間も同様に、子どもの頃に苦労して成長した人間は大人になってから大成するそうです。
「麦も人も、自ら買ってでも踏まれて辛いことに挑むくらいの気概をもたなければならない」。
熱い日差しを真正面から受ける麦をみながらそんなことを考える夕暮れです。