お知らせ
『権利を有する意義』
一昨日、第50回という日本政治史の節目でもあった衆議院議員選挙が終わりました。
全国の投票率は戦後3番目に低い53.85%で3年前を2.08ポイントも下回ってしまいました。
滋賀県では今まで4区あった区割りが3区になり、全県の投票率は54.93%(1区55.10%、2区54.04%、3区55.77%)と有権者の半数近くの滋賀県民の皆様が投票されていないのです。
今回投票率が最も高かった山形県や2番目に高かった秋田県。あるいは前回より2.4ポイント投票率があがった山口県等の選挙管理委員会の取り組みについても一度検証して見ようとも思います。
今夏の東京都知事選挙の様に候補者乱立についても熟考しなければなりませんが、我が国で普通選挙が実現してから来年で100年。
選ばれる側と選ぶ側、政治や政党、小選挙制度含めて投票の仕方のあり様についても有権者の方々がもっと投票しないといけないと実感していただけるよう見直す時期なのかも知れません。
「有権者」とは、ある物事において権利を有する方のことです。
戦後まで女性の参政権が実現しなかった歴史や有権者の年齢が下げられたことなど、令和の時代に見合った選挙制度となっているのか、世界的な見地からも主権者教育や令和の時代にあったIT活用含めて、私なりに改めて勉強し直そうと上京する新幹線の車内で関連本を読みつつ考えています。