
お知らせ
『胴咲き桜』
一昨日、遠縁の叔母さんが急逝されました。
初出馬時から会う度にいつも元気をいただいた男勝りの明るい叔母さんでした。
亡くなる前日まで私の第59号を数える最新の県政レポート(桜花号)を地域を歩きポスティングしてくださっていました。
地元では環境活動に熱心で、とりわけゴミの分別や廃棄物処理には正義感がある方でした。
「学君ら政治家は檜舞台かもしれんが、私ら楽屋の隅で世の喝采も受けずに地道に自分なりに仕事や生活をしている人のことを何年しても忘れたらあかん」
「人はそれぞれに天命がある、心の片隅にいつも死を置いておき、明日死んでも悔いないよう精一杯生きなよ」と初当選後、初めてお出会いした時叔母さんからそういわれたことを思い出し、隣市湖南市の『思い川』に映る満開の夜桜を今夜は眺めました。
胴咲き桜(どうざきさくら)は枝からではなく、幹から咲く桜のことを言います。
叔母さんはいつも強いものに向かっていき、負けん気は人一倍でしたが、実は寂しがりやで優しい芯の強い方だったのかもしれません。
時折訪ね、顔を見るだけで18年間元気と勇気をいただいてきたヤンチャな叔母さんはもうこの世にいらっしゃいません。
胴咲き桜を見る度に、これからも叔母さんの権力に媚びない姿勢を思い出すでしょう。
どうか安らかにお眠りください。お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
合掌 拝