お知らせ

『首長なんて誰がなっても同じ?』

 年末の挨拶まわりをしていると「買い物も病院もいくバスが一日無いし年寄りには不便や」「なんで栗東はゴミ袋こんなに高いんや」「子ども保育園に入れられへんし生活苦しいけど働けへん」等々、暮らしに直結した悲痛なお声を拝聴しています。


 自治体毎に差がつく理由には複数の要因が重なりあって生まれると考えています。


①首長や幹部のリーダーシップや考え方、問題意識と政策の優先順位


②職員の人材力と自治体の組織力


③財政力と国や県からの交付金補助金などの使いこなし力


④二元代表制の片輪である議会との共助力


⑤潜在的な住民力や地域力


⑥危機管理能力


 これらに加え、こうした各種パワーをいかにリーダーがスピード感をもって決断できるか。トップ(首長)の姿勢や実行力によってまち(市町)の良し悪しや行く末に大きく影響すると考えます。 


 身近な存在なのに、生活に直結するのに、実はよくわからない組織が「県庁」「市役所」なのかもしれません。


 「首長なんて誰がなっても同じ?」ではなく、「首長によってまちは変わる」ことを信じながら年末まで県内各地を歩き続けます。