お知らせ

『命を守る』

 子ども達の歓声が聞こえない夏休みが終わり、新学期が始まってから一か月が経とうとしています。

ゴム手袋とマスクを着用し早朝、駅や交差点での県政報告や通学見守りをするのも慣れてきました。

 行き交いざま子ども達に「おはよう」「気をつけていってらっしゃい」と声かけしても、コロナ以降この一年半その表情は凍ばったままです。

 すれ違いざま笑顔でハイタッチしたり、素手で固い握手をすることはもうないのでしょうか。

 学校や園、児童クラブの先生方や保育士さん、指導員の皆さんの苦悩は続きます。

 子どもの心身の成長を促し、学びの機会を保障することは教育や政治に課せられた大きな使命です。

 運動会や音楽会、文化祭に修学旅行で本来なら週末ともなれば屋外から音楽や歓声がこだまする時節。

 行事賑やかな秋はいつ戻るのか。

 一般質問登壇を終え、十八歳から十二歳以上に接種年齢がひきさげられたワクチンや新たに開発される治療薬が真に実効性のあるものとして進み、全世界の人たちが安心して過ごせる日が一日も早く来ますようにと願いつつ先祖の墓前に両の手を合わすお彼岸です。(拝)