お知らせ
『真芽(まめ)』
「福は内」「鬼は外」と唱えながら家の周囲を歩き、翌朝、寝室に残っていた福豆を一粒噛むとなんともいえない香ばしさが口の中にひろがることを昨日のことの様に思い出しています。
節分祭の豆まき行事が終わると立春。
福とは「伏」で隠れているもの、「鬼」も目には見えないので元来は同じ意味だそうです。
神の前に、奢った心を捨て去り素直に従う心もちをすべきが「福は内」。
心中の賊を追い出して神様から授かった天性を引き出し世造りに精を出すのが「鬼は外」の語源だそうです。
歳の数だけ福豆を食べ、春の木の芽が伸びる様に、自身の天性を引き出せる一年であります様に。
後厄を終え、節分祭に福豆を食した立春の季。
暦の上では春。
湖国滋賀や県民のみなさまにとって真の春が来ますようにと祈祷した週末でした。