お知らせ
『瓦を磨いて鏡となす』
熱心に坐禅をくむ修行僧に「何のために坐禅するのか」と聞くと修行僧は
「落ちていた瓦のかけらを拾って砥石でゴシゴシと磨き、鏡をつくるんじゃ」と話しました。
「瓦をいくら磨いても鏡になるわけなく、坐禅をいくらしても仏にはなれない」。
昨今の政治家をみていると自分のため、党利党略のためを求め、
目先の利害や損得を考えて、また結果ばかり気にし行動しがちな議員や首長、関係者が目につきます。
悟りを得る目的で坐禅をせず、自分の利のために修行を行わない、結果ばかり追い求めて行動する自分を戒め自省できる。
令和6年度の年度はじめにあたり、『ただひたすら瓦を黙々と磨くことの尊さ』を桜を観ながら感じている今日です。
令和5年度に自省自戒しながら畑で雨に打たれている昼下がりです。