お知らせ
『百花繚乱』
幼児園から高等学校、大学まで入園・入学式に連日お招きいただき、園長や学校長、理事長の式辞に耳を傾けていると深い学びを覚えます。
今春は桜が満開の時期と重なり、晴れ姿のピカピカの新入生も一層誇らしげに見え、こちらまで元気をいただきます。
彼女、彼等のこれからの成長が楽しみでもあります。
大きくなる樹木は人の目に見えない所で懸命に、自らの根を幹を強靭にしようと努力しているといわれます。
桜が開花し、人々がその美しさに目を奪われるのは僅か一週間程度ですが、残りの360日足らずはじっと精進の日時を重ねているのです。
『聳える木には人知れない努力がある』と、生前語っておられた私の大好きな無頼の作家故伊集院静さんのことばを桜の木の下で噛み締めている自身です。