お知らせ

『天真に任す(てんしんにまかす)』

時代を超えて多くの人に愛されるにはどうすればいいのだろうか。


権威から離れ、世間の評価や体裁も気にせず、自由無碍、無欲恬淡とした禅僧良寛和尚や東北岩手の偉人宮沢賢治の様に生きられないものだろうかとふと考える時があります。


自らに厳しく、自らを律しながら日々を暮らせたらいいのにと思うのですが、つい『欲』や『煩悩』が勝ち、こだわりを捨て去り、自然に流れる水や空の雲の様な生き様ができない自分を幾つになっても恥じています。


自然の道理に身を任せるだけの人間になかなかなれません。


迷いや悟りなどどうでもいい。


名誉や利益を追うことはしない。


私利私欲に振りまわされない。


「いつになったら、『天真に任す』だけの真の大人になれるのだろうか?」


そんなことを畑の草をひきながら考えるゴールデンウィークの私です。