お知らせ

『和敬清寂(わけいせいじゃく)』

今日は歴史ある滋賀県醒井養鱒場を訪問し、清水の中を泳ぐ琵琶ますや梅花藻を愛でました。


雨水に光る青紅葉の中を歩くと湖国滋賀に生まれてきたことに喜びを感じました。


聖徳太子の十七条憲法『和を以て貴しと為す』のことば通り、『和』は人の心を支える最も大事な背骨です。


古来からの茶道や禅道では日本人の求める心、最も大切な心に互いを敬い尊重し合い、清らかな心で悩みや迷いなく純粋な境地に至るには、相手に対してどれだけの『和』の価値観があるか。


落ち着いて接しなんでも話せるかが基準なのかもしれません。


湖北の麦畑や清流の藻の間に咲く白花が風に揺れている様を見ながらすぐそこにきているだろう初夏を頬に感じました。