お知らせ

『学(まなぶ)と言う名前』

まなブログ、2か月ぶりに本日から再開します。


休止期間、楽しみにしてくださっていた皆様申し訳ありません。


『名は体を表す』と言われますが、私は元々【洋一】と言う名前になる筈だったそうです。


両親が伸び伸びと太平洋の様に広大な人生を歩んで欲しいとの願いから『洋』の字が好きで、最初にできた男子だから『洋一』になる筈が、当時、国鉄職員だった父が役場に戸籍を出す時に突然、人生には遊んでから学ぶ者と、学んでから遊ぶ者がいて、子どもには後者であって欲しいと念じて母に相談なしに【学(まなぶ)】とし、仕事から帰って言い争いになったと大人になってから聞いたことがあります。


子どもの頃は、反対から読んだあだ名で『ぶなまりのく』や『くじゅうくりがく』などのあだ名でよくからかわれましたが今はそれなりに気に入っています。


以前、小泉純一郎元首相が衆議院の質疑応答で「少く(わかく)して学べば壮にして為すあり、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず」と漢文を例に挙げておられて『学』の字は深いなあと思った記憶があります。


若い時に学べば、壮年になってから有意義なことを成し遂げることができる。


壮年時代に学べば、歳を重ねても知能が衰えることはない。


老人になってから学べば、死んでもなお後世に名前を残し朽ち果てることはない。


との意味合いだそうですが、幾つになっても学ぶことの意義だけは忘れないでいようと自戒を込めて思っています。


過去は変えられないので日々反省し、未来に向かって努力を重ねなければならない。


そんなことを考えている月の初めの昼下がりです。