お知らせ
『お彼岸に花を愛でる』
先祖を敬い亡き人を偲ぶ。
毎年、春と秋のお彼岸の時期に刈田の畦道や墓地にさく彼岸花。
曼珠沙華とも言いますが、花言葉は『独立』『情熱』『諦め』『悲しき思い出』等、様々あるそうです。
花、茎、葉、根に強い毒性がある事でしられますが、小学校の頃、下校時に茅葺の家へ持って帰り祖父母に強く叱られたのが思い出されます。
『真っ赤な炎を彷彿とされる火事花』や『この世と川向こうのあの世の境目の三途の川に咲く墓地花』と我が家では言われ、「家の中に持ち込むな!」と怒られた記憶が残っています。
今年ばかりは猛暑、酷暑が続いていたから彼岸の今の時期には咲かず、咲くのは10月になってからかな?と思っていましたが、この三連休にはしっかりと栗東の各所で咲いています。
夏の終わりに咲く、彼岸花の強さや逞しさを垣間みた思いです。
人の仕事や生活も当たり前のことを、一年の同じ時期に粛々と当たり前の様に地道に行い続けたい。
春と秋の分けの祝日に、見る人の心に印象深く、強く残る彼岸花の様な人生もいいなと考える中日祝日です。