
お知らせ
『なんでやねん!』
若い頃の私は、世間や学問、遊びや親の手伝いに対して疑問がたくさんありました。
大学を卒業して、東京や滋賀で働いてからも職場や社会に納得できない、腑に落ちない多くの疑問の日々に、時に仲間と杯を交わして激論したり、ランニングやマシーントレーニング、楕円球で気を紛らわしたりもしていました。
議員になった当初は、とりわけ疑問がひとつ生じるたびに、物事の見解が少しずつ変化し、自分のしてきた学問や経験が少しは向上したのかと自らの進歩だと奢りを排し、自画自賛したこともありました。
ところが期数が増えるにつれ疑問が当たり前になることに、これでは駄目だと、自ら進歩していないのではと自省することも多々あります。
中国の明の著名人が次の様に諭しています。
「疑問をもつことは、悟るための絶好の機会である」、
一年の暮れ、還暦を越えたこの歳になって「変化を恐れていないか」「自ら窮まっていないか」「未来をみているか」
当たり前ではなく、ひとつ一つの物事の本質や信念を 『なんでやねん!』の思いとともに追求する一年としたいと思います。
今年一年、拙文を読んでいただきありがとうございました。
県民市民の皆様、令和7年もよいお年をお迎えくださいませ。