
お知らせ
『政治家は民の父母たれ』
新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い致します。
今年は巳年。
新しく変わる勇気、改める所は改める自省の心をしっかりもつ一年としたいと思います。
孟子は首尾一貫、「人の上に立つ者は民をあたかも幼子を愛し慈しむように労り導かなければならない」と主張しました。
中国の書経や大学の書物にも「政を司る者は『仁政』を第一義とし、民を富ます為の教えに尽力すべきである」と政治家を諭しています。
『民の生活を保障できるか否か』が、古来から政治家の力量を問われるものさしにもなっていたのです。
私も一昨年の統一地方選では「県民市民とともに」をキャッチフレーズに決め、ポスターの顔の脇に記載しました。
次の4年間は、「いかに民を養い(生活を保障し)教導(教え導けるか)することが出来るか」を信条としました。
令和の世になり、物価高や増税、軍事費増大など、県民市民から遠い政策ばかりを国では推し進めています。
最も身近な地方自治である市町でも首長の力量や政策力、どれだけの教養を身につけているかどうかにより住民に基軸を置いた自治体かどうかの差が近年、目に見えて生まれてきています。
米沢藩主上杉鷹山は、米百俵政策により藩の財政窮地を救い、金権体質の悪政を藩民の手に取り戻し善政へと転換しました。
新しい年を迎え、これまで隠されてきた金権政治や企業団体との癒着の構図を一変し、政治や街づくりを一新する一年としたいと考えます。
「疲れた民を休養させ、『仁政』に取り戻し充実した県や市町にしたい」
巳年のスタートに際し、そんなことを栗東の日向山登山後、初日の出をみながら考えている私がいます。