お知らせ

『地籍調査を急ぐべし』

「災害(天災)は忘れた頃にやってくる」とは、科学者・随筆家の寺田寅彦氏の有名な言葉です。


平成25年「激甚災害第1号」に指定されました台風18号が地元栗東市を襲い、安養寺山が崩落し、金勝川が氾濫しました。


12年前当時、栗東市選出県議は私独りだったため、発災直後、日夜食わず寝ずで奔走したことを思い出しています。


今や周辺道路や河川整備も県で進めてくださり有り難いことですが、その直後から県市に要望し続けてきた、土地の所有者や境界を特定する社会のインフラである『地籍調査』の進捗率は全国的に未だ遅れています。


「市町の人員や財源に頼るだけでなく、広範囲調査と一筆毎の調査や測量方法を切り分け、災害時に大きな影響がでる『地籍調査』に優先的に取り組むべきだ」。


昨日までの大雨や、季節を問わず襲来する台風を今朝も案じながらそんなことを考える自分がいます。