お知らせ

『今を生きる』

 石破首相が辞任を表明されました。


 時は『白露』。草木が白く濡れて光って見えるさまを二十四節気で表したのが今日でした。


稲刈りを昼からは子ども達や地域の方の助けをかりながらしていると小雨が降りました。


まるで、人が歳を重ねるが毎く、先程まで太陽が降り注いでいたかと思うと雨雲が天を突然覆いました。


 人も同様、心身の元気に関しては、若者と老人で違いはありますが、こと意気込みや気力に関しては、老人も若者も違いはないと思います。病気から復帰しながら60代からは学ぶにあたっては自らがどれだけ気力を奮い起こすかで、若い人達に気力を削がれ、譲るべきではないと田畑や屋外の仕事をする度に思うのです。


 若くて元気なうちは将来が長いし、今、学ばなくても明日には遅れを取り戻せると考えがちです。


 ところが還暦を越えた頃からは、明日は本当に来るのだろうか。今日できること、学ぶこと、やるべきミッションをしなければ明日が来る、明朝があるとは限らない。


 7月29日の早朝4時に、突然腹部に激痛が走り、生死を彷徨ってからは一日一刻を丁寧に大切に生きようと感じ、頭がさがる稲穂を刈りながら自戒しています。