お知らせ

『全ての命が幸せになる仕組み』

 7月に突然2週間の入院手術を余儀なくされてから『健康でいられること』の有り難みを実感しています。


 「なにより食生活の改善が大事」との主治医のアドバイスに従って、以前から関心が高かったオーガニックについての講演会に一昨日も行ってきました。


 尊敬するオーガニックビジネスの第一人者レムケなつこさんの講演会が栗東であるとのことで早速申し込んだのです。


 JICA青年海外協力隊としてボリビアをはじめ発展途上国の生産者支援に現地で関わられた氏は、オーガニックこそ、「植物・動物・人、すべての命を幸せにする仕組み」「生産から流通、消費までオーガニックの真価を学びオーガニックで叶えられる未来を知ることは、大切な人・モノ・コトを守れる存在になれる」と熱弁をふるわれました。


 日本人の食生活において、化学肥料、農薬、動物用薬品、食品添加物を使用していないか食卓に並ぶものを意識し、口に入れる一品一品を科学的にチェックすることは大変な作業でもあります。


 しかし、グローバルな視点で考えれば、オーガニックはもっと深い意味があるということをレムケさんから学びました。


 土も水も動植物も地球や人も含めて、『健康』は個々別々に切り分けて考えるのではなく、全ての命がトータルで幸せになるゴールなのです。


 食と農からはじまる笑顔溢れるまちづくりができないものか?


 ふるさと栗東の農産物『無花果(いちじく)』を食しながら、いちじくかんちょうの形状を想像しつつ、今夏患いました自らの腹部を摩っています。