お知らせ

『重責』

 第49回衆議院議員選挙が終わりました。

 この間様々な影響を考慮し、ブログ更新をさせていただかなかったことお詫びいたします。

 

 さて、応援してくださった支援者や国民の期待を背負いながら胸に国会議員【衆議院議員】章をつけられる姿が報道で映し出されます。

 当選された皆さまは、おもいを遂げられなかった立候補者含めた一票の重みをいつまでも忘れずに国民主軸で是非、日々研鑽を積んでくだされば幸いです。

 

 今回の選挙を通じ、コロナ禍の中、『命を守る』ために一刻をあらそう医療従事者の皆さんや、いつ起こるともわからない自然災害時に昼夜分かたず取り組まれる自衛隊や消防救急隊の皆さんのお声も多く聞かせていただく機会に恵まれました。

 その仕事ぶりに頭が下がるばかりでしたが、『責任を全うし守ることの大切さ』も深く教えられました。

 

 『自分を守る』『家族を守る』『会社を守る』『地域を守る』『芸術文化を守る』『環境を守る』

と『守る』の中には、それぞれ他人からみれば理解できず、よく見えることの中にも、当事者となれば重荷を背負い日々生きておられることも多いのです。

 

 人とは、その時々、人にはわからない重荷を背負いながらいきている。

 それが『人生』なのかもしれません。

 

 とりわけ今回の選挙では、自分の信条と違えども一度組織が決められたことは最期までやり抜かなければならない選挙戦でした。

 個人的にはおもいのほかでも、重荷に耐えて任務を遂行する。

 そんなことも今回の選挙では教えられもしました。

 

 自分の重荷を軽くするために、無視したり、仲間の戦いに参画しなければ楽ですが、誰かがその重荷を背負わねばならないのです。

 

 地元候補者を出すことはできませんでしたが、真の仲間や支援者に助けられながら任務をしっかりと背負った自負はあった選挙戦でした。

 

 規律を守らず荷を放り出すのは簡単ですが、背負いあった同志しかわからない、わかり合えない苦しさや辛さ、喜びや悲しみ。

 目的を一にし共に汗したものしかわかり合えないことをスポーツ、とりわけラグビーから私は教えてもらいました。

 

 ※『選挙の恩は選挙でしか返せない』

 選挙後、そんなことをある政治の先輩がポツンと呟かれました。

 

 この世界にいて何十回と選挙戦を戦ってき、選挙のたびに見たくなくても見えるし思うのは、最終的にその政治家が『自分を守る』ために動いているのか。

 この政治家は、非常時にその人や街、物事を『身を挺して守ってくれる覚悟がある政治家』なのかどうかが少しだけ見えるようになってきました。

 

 それぞれ政治家の『人柄』も当然大切ですが、政治家の『言葉の軽重』や『重責に対する覚悟』のあり方にも有権者の皆さんは是非注視いただければ幸いです。

 

 疲労時の拙いつぶやきでした。 【拝】