お知らせ
これまで私が十五年間、守り目指し大切にしてきた『三つの信念』のうちの二つ目は『地域の自立』です。
歴史上いつの時代も、洋の東西を問わず『リベラル』を支えてきたのは「中央集権」に抗つ「地域主権」だったはずです。
私は、まちづくりを考える時、「中央」ではなく、まずは「地域・地方」の自立性を重視しながらその地の歴史や伝統、経済、文化含めた背景に何があったのかを考えるようにしてきました。
地域の個性や自立性、矜持を重視する信念こそが『リベラル』の原点であり、政党を支えこれまで維持してきたのです。
画一されたトップダウンでは・・・。
国会議員や総支部長からの『トップダウン』ではなく、地方議員や市民・町民・村民さん、地方自治体の長や行政、とりわけ基礎自治体が目指される地方固有のあり方を何より尊ぶ精神に魅了されてこそ、魅力ある政党や政治家だと、40代の頃は『唯我独尊』的に発言したり、時に組織でハレーションを起こそうとも『ボトムアップ』とは真に何かを第一にこれまで動いてきました。
元来、『リベラル』が最も嫌うのは、画一性や上からの強制、公平でない内密の協議でありました。
地域の実情にあわせ、「地方自治」毎や社会的に弱い立場の方々と、真摯に向き合う姿勢こそが『リベラル』の本懐であったはずです。
当時の民主党が『地域主権』『地方分権』と高らかにうたい、マニュフェストを掲げたからこそ、地方や国民の多くが期待に胸膨らませ一票を投じたのです。
その時の「『地域の自立』を本気で実行するんだ」といった信念こそが今も私の原点です。
『リベラル政党』の最も大事なテーマであるはずの『分権自治』を尊重し、有権者への説明責任を疎かにすれば、地域主体を政党イメージにしている政党がこれからも全国に勢力を伸ばすのは火を見るよりも明らかです。
最近の選挙戦でみる『維新』や『れいわ』の戦略はその一例です。
今こそ、十年前に原点回帰し、選挙を支えてくれる県民市民の方々や、有権者とひたむきに改めて向き合って、一つ一つ地べたの声を拾ってこその『共闘』だと私は考えます。
多くの方々のお陰様で長年、県会議員はさせていただいていますが、私の弱点は市町村の議員経験がないことです。
それ故に、朝の駅立ちや子ども達の見守り、交差点立ちはじめ、県内各地の行事で多くの方々と話し交わなければ、『今の真の情勢や生活』は測り知れないと心中思っています。
政治家としての二つ目の信念である『地域の自立』をもっと進めるために、『養殖の生け簀を泳ぐ魚』でいるよりも、辛く厳しく困難が多くとも『荒波を泳ぐ魚』で政治家人生でいさせていただく限りいたいと思う昨今です
(来週は、これからの私の動向含めた『譲れない私の政治信条Ⅲ』へと続きます)