お知らせ

『ゆずれない私の政治信条Ⅲ』

 今年も間もなく暮れようとしています。

 新型コロナや自然災害に苛まれた湖国滋賀でしたが、来年こそは、皆で心寄せ合い、衆知を集めこの国難に立ち向かいたいと思います。

 そのためには、真のリベラル経済の復活をしなければなりません。

 私の、第三の視点は『経済の自由』です。

 歴史的にみてもリベラルは社会的・経済的に高齢者や子ども、障がいのある方や生活困窮者など、その時々に洋の東西を問わず、弱い立場の方々に軸足をおき、公共の中の経済の大切さを重んじつつ、自立した経済活動の拡大をしてきました。

 歴史が証明する様にリベラルを提唱した政党は全世界で勢力を拡大してきました。

 しかし、近年の我が国は左右の思想ばかりに目を奪われ、与党も野党もいかに自らが、自らの所属する政党が次の選挙や、国民人気がでるかばかり気にする様になってしまいました。

 自立した民間活力導入をしながら労働者の権利保障を確保する。

 国民の生活実態を現場にいくことでしっかりと把握しつつ、社会保障を充実するといった多様な担い手に寄り添うことで自立した自由な経済活動をしようといった気概がなくなってしまった様に感じます。

 私はこの世界で十五年しかいませんが、政治や政治家か軽く所属する政党を変わり、政党も離合集散を簡単にしすぎてきているのではないかと感じずにはおられません。

 本来のリベラルを自己否定し完全無視しているのではないか・・・。

 そうした意味からも今の厳しい時代にリベラルに求められるのは。民間のイニシアチブや経済のダイナミズムを否定せず、公共のもつ力を活かしながら新たなイノベーション創出に焦点をあわせ、自由な経済政策づくりの一点に標準を合わすべきだと私は考えるのです。

 『セーフティーネット構築と自由で公正な経済の両立』を実現するために、来るべき新しい年は新たな地方自治づくりにトライしようと思います。

 三回にわたり記載しこれまで貫いてきました『ゆずれない私の政治信条』は『思想の自由』『地域の自立』『経済の自由』です。

 その実現のために、来年は原点回帰し、現実的で現場が大切にされる言動を『地道に 颯爽と』日々おこなうと誓う大晦日です。

 皆様、今年一年拙い文章を読んでいただきありがとうございました。

 どうかよいお年をお迎えください。  (拝)