お知らせ
『政治の原点とは』 −それでも人を愛せるか−
『人間は自分を大切にしなければ他人を大事に出来ない』
とは言え、総じて自己顕示欲や承認欲求が強い政治の世界では、自らを出来損ないだと思う者は少ない。
政治家も人間。失敗も時にする。その事をおのずと認められるか。
他人も自分も出来損ないの人間そのままを愛せるかどうかが、政治家としても人としても器の大きさを感じる指針のひとつでもあろう。
政治家を志す人間はまるごと人を愛さなければならない。
一流大学を出て、一流企業に就職した人が全て大きな深い懐をもっていられるかどうかはわからない。
あるべき、あるがままを受け入れ、現実や大衆を軽蔑軽視していてはジェンダー、多様性を認める令和の時代を生き抜けないのではないだろうか。
学歴や社会的立場に関係なく、その人となりを生身に愛せるかどうか。
社会的に弱い人に寄り添い、彼らの要望や希望を少しでも叶え実現してあげたい。
そこに『政治』の役割があり、『政治家』としての使命があると思う。
梅雨空を仰ぎ見ながらそんなことをふと思う自分がいる。