お知らせ

『一期一会』

彦根藩主であり江戸幕府の大老であった井伊直弼は、茶の道を愛しました。


その心得とは?人は一生のうちにいったい何人の人と出会うことができ、今、ことばを交わした人とは今度いつ会うことが出来るだろうか。


今、目前の人と誠心誠意接しているだろうか。


スマホやメールが普及し簡単に連絡がつく世の中だからこそ人の一生を示す『一期』、唯一ただ一度きりの出会いを示す『一会』の言葉の深さや茶道の礼節を深く感じる最近です。


「時は人を待たず」。


人生で一度きりの時間を大切にしたいと、豊かな時間を重ねたいと質問原稿を書きながら窓辺に咲く梅花の香りを楽しんでいる夕刻です。